作品集
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2012年4月~5月の作品
白磁堆線壺
 作者  長谷川さん (男性)

半磁土を使いロクロ成形します。
高台を削った後、濡れタオルで巻いて湿らしてから
四方になるように叩き変形します。
四方の各面に細い紐状の粘土を貼り付け、スポンジで
なめして整えます
素焼きし、1号石灰釉を浸し掛けし1268度の還元焼成
します。
(コメント)

叩きで変形してからの線模様の貼り付けと手間が掛かっ
た作品ですが、四方に変形している効果が良く出ている
と思います。




作者  中川さん (女性)

赤土を使いロクロ成形します。
高台を削る前に印華を押し、高台を削ります
白泥を印華部分に筆塗りし、乾燥後余分な白泥を削り
取り、花の象嵌をします。
素焼きし、印華部分に土灰釉を掛けてから撥水剤で止
めて、縁の部分は鉄赤釉を浸し掛けします。
1265度の酸化焼成します。

(コメント)

印華の部分を止めてから鉄赤釉をかける工程を丁寧に
することで色分けシャープに表現できます。

鉄釉掛分花三島皿皿

白泥刷毛目茶碗
 作者 金子さん(男性)

唐津赤土を使いロクロ成形します。
高台を削った後で、白泥を、稲穂を束ねた荒刷毛で
中外塗ります。
素焼きしてから、艶消しの木灰釉を浸し掛けし1265度の酸化焼成します。

(コメント)

大胆で豪快に塗られた白刷毛目を強調した茶碗です。
素朴で味わい深い地色と白との調和が良いです。
 

作者  溝田さん (女性)

磁器土を使いロクロ成形します。
高台を削り、乾燥させ素焼きします
磁器釉を浸し掛けし1268度の還元焼成し、赤絵・黄色・
緑の上絵具を用い彩色します。
800度で焼成します。

(コメント)

赤絵と黄色・緑の上絵が入ることで可愛らしいお皿に
なっています、地色の白との対比も美しいと思います。
赤絵小鉢
上絵彩色醤油差し
 作者  高嶋さん (女性

半磁土を使いロクロ成形で本体・蓋・注ぎ口・受け皿を
作ります。
本体の高台を削り、蓋の大きさを調整します。
注ぎ口は斜めにカットし、大きさに合わせ本体に穴を
空けて接着します。
受け皿も高台を削り出し、丸模様を各部に、針で線彫り
します。
素焼きし、青泥で丸線の部分を象嵌し再度素焼きします
1号石灰釉を浸し掛けし1268度の還元焼成してから
赤・黄・緑・青ノ上絵の具を丸模様の交点部分に彩色し
800度で焼き付けます。

(コメント)

可愛らしい色合いの醤油差しです。
小品ですが象嵌・上絵彩色の手間を掛け素敵な一品に
仕上がっています。

作者 脇本 さん(女性)

赤土を使いロクロ成形します。
高台を削り、高台近くは土が見えるように白泥を杓掛け
します。
素焼き後、鉄で模様を描き織部釉を杓で流し掛けして
全体に土灰釉を浸し掛けし1265度の酸化焼成します。

(コメント)

一見無造作に作られた雰囲気があるのですが、全体の
調和が良く、なぜか温かみを感じる器に仕上がっています

白泥鉢
吹付山並み文鶴首
 作者
  長谷川さん  (男性)

篠原土を使いロクロ成形で、鶴首の丸い部分と筒の
部分を個別に作ります。
丸い部分は高台を削り、筒の部分も厚みを削り整え
中心がずれないように接着します。
素焼き後、1号石灰釉を浸し掛けしてから、山形を切り
抜いた紙を胴の部分にあてて、上から海鼠釉をスプレー
で吹き付けます。
同じ工程で濃淡が出来るように掛け山並みを表現します
1268度の還元焼成します。

(コメント)

大きい鶴首は一度に成形しにくい場合個別に作り、後で
接着しますが、中心がずれて歪になりやすいです。
この鶴首は上手に継ぎ合わせていますし、山並み模様も
変化があって良い効果を出しています。

作者 坂本さん(男性)

赤土を使いロクロ成形でやや厚めに作ります。
高台を削り、胴の部分は帯状に残るように削り込みます
乾燥させて素焼きします。
青磁釉を全体に浸し掛けし、やや青みの強い青磁釉を
更にスプレーで掛けて深みを出します。
1268度の還元焼成します。

(コメント)

胴の部分は、貼りつけるより削り出す方が作業としては
楽に表現できます、色合いも深みのある青磁色に出て
いると思います。
青磁胴締花器
黒地布目金彩皿

 作者 大畑 さん(女性)

黒粘土を使いロクロ成形します。
高台を削った後、四角い部分の外側を湿った紙を貼り
布目を当てて白泥を刷毛塗りし、指で擦って布目模様を
付けます。
乾燥させ適当に線で分割します。
素焼きし分割の一部を薄いゴスで着色し、木灰艶消し釉
をスプレー掛けし1265度の酸化焼成します。
マスキングテープで囲った部分に金彩を施し800℃で
焼成します。

(コメント)

艶消しの落ち着いた色合いと布目の変化が合っています
金彩も丁度の面積で効果的だと思います。

作者 大瀬戸 さん(女性)

半磁土を使いロクロ成形で鉢の部分を作ります。
乾燥させ底は丸く削ります。
黒粘土と半磁土を同じ厚さにカットし重ね、縦模様になる
ようにカットし適当な大きさの筒に巻き付けて、電動ロクロ
で形に仕上げます。
上部の鉢にバランスが良い大きさに削り接着します。
練り上げの一部を鉢に貼り付け、乾燥素焼きして土灰釉
を浸し掛けし1265度の酸化焼成します。

(コメント)

高台部分の練り上げを別に作り、接続させて作品を構成
します、手間のかかる作業ですが仕上げていく過程が楽
しめます。
中に貼り付けた練り上げの一部がアクセントになって良い
です。

練上高台鉢