作品集
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2024年4月~7月の作品
泥彩掻落ヤモリ文鉢

 作者 茶野さん (男性)

半磁土を使いロクロ成形します
高台を削り、黒・7青・赤の泥をスポンジで叩きます
四角の線模様を彫込み、内側にはヤモリを象嵌します
素焼きし土灰釉を掛け1265度の酸化焼成します

(コメント)

外の色泥模様の複雑な重なりと、四角の線彫りが
変化に富んで良いです
内面のヤモリも可愛いです


作者  中川さん (女性)

黒粘土に赤土を加えロクロ成形し、乾燥後高台を
削ります
白泥を刷毛塗りし素焼き後きんつば釉を浸し掛けし
1265度の酸化焼成します

(コメント)

きんつば釉は灰マット艶消し釉で色合いが饅頭の
きんつばの外の皮色とよく似ているので呼ばれるように
なりました
皿も渋い色合いに仕上がっています
きんつば釉白刷毛目皿
   
焼締象嵌草花文壺

 作者 木尾さん(男性)

黒粘土に赤土を加え手びねり成形で形作ります
高台を削り全体の形を整え、黄土を薄く部分に
吹き付けてから白泥を同じく吹き付けます
花部分を彫り込み茎は線彫りします
乾燥させ素焼き後花部分に白の象嵌入れます
再度素焼きし、内側に透明釉を掛け外は無釉で
1265度の酸化焼成します

(コメント)

手びねりで端正に形を仕上げています
焼締めの中の、黄土と白泥の微妙な濃淡が良いです
花の象嵌がさりげなく在りポイントになっています
 


作者  長谷川(男性)

半磁土を使いロクロ成形で鉢を作ります
高台を削り、少し湿らせてから六角に分割し板で叩き
変形させます
乾燥させ素焼き後、鉄釉を浸し掛けし1265度の酸化焼成
します

(コメント)

半磁なので湿らせた状態で結構変形が出来ます
鉄釉の重厚な雰囲気が良いです。

鉄釉六角鉢
青磁彫文ピッチャー

 作者 古賀さん (男性

半磁土を使いロクロ成形し高台を仕上げ持ちてを付け
ます
縦に線を引き右側を掘り下げます
乾燥素焼き後青磁釉を浸し掛けし1268度の還元焼成
します

(コメント)

掘り下げた部分の青磁の青が濃く、彫文模様が奇麗に
出ています


作者 窪田さん(女性)

唐津赤土を使いタタラ作りで成形します
象嵌する部分を紙でマスキングし黒泥を掛けます
紙を剥がし針で象嵌の幾何模様を彫り、乾燥させ
素焼きしてからピンクの色泥を象嵌し再度素焼きします
内側に土灰釉を掛け、外は無釉で1268度の還元焼成
します

(コメント)

象嵌の幾何模様を丁寧に入れてあります、白の象嵌で
無くピンクを使ったのが良かったと思います。
焼締象嵌花器
 
トルコ青泥透彫皿

 作者
  茶野さん  (男性)

半磁土を使いロクロ成形し、高台を削ります
残したい部分の外を紙で止め、トルコブルーの泥を
刷毛塗し透かし模様を入れます
素焼き後、土灰釉を掛け1268度の還元焼成します

(コメント)

細かく透かし模様を入れてあり、白との対比でブルー
が奇麗です



作者 藤田さん (女性)

越前荒土を使いロクロ成形し、高台を削ります
乾燥させ素焼きし、鉄で中心に市松模様を描き
1号石灰釉を浸し掛けし1268度の還元焼成します

(コメント)

越前荒土の荒々しい土味が活かされた皿に仕上がり
鉄絵も素朴で皿に合っています

越前鉄絵皿
焼締壺

 作者 高橋 さん(女性)

唐津自然土を使いロクロ成形し、高台を削ってから
横の溝を削り込みます
乾燥させ素焼き後、無釉で1268度の還元焼成します

(コメント)

唐津自然土を使ってるので黒い鉄粉が全面に出ています
無釉で土の面白さが出た作品に仕上げっています



作者 福永さん(女性)

信楽白粘土を使いロクロ成形し、高台を削ります
線彫りしグリーンの色泥を象嵌し、乾燥後素焼きします
土灰釉を浸し掛けし1268度の還元焼成します

(コメント)

色泥のグリーンは還元焼成のほうが奇麗に発色し
全体に柔らかな雰囲気に仕上がっています
象嵌皿